コンタクト
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誕生日: 1963年 10月 7日
自己紹介文
子供の頃の夢は“人魚”になることだった。人魚になった暁にはフローレンスと改名しようと考えていた。ワカメを毎日大量に食べ髪も伸ばしたが、それは物理的に無理だとわかりフローレンスの夢は崩れた。次の夢は“歌舞伎役者”だった。その次の夢は“舞妓さん”。その次は“探偵”だった。少しずつ現実的なものに変化していったが、しかしこれらも諸事情により断念。
次の夢は“タカラジェンヌ”だった。夢は叶った。
宝塚音楽学校入学式の前日に「とんでもないところに入ってしまった…」と気づく。厳しかった。
宝塚歌劇団に入り性格が変わる。暗くてどこかイイ子ちゃんだった私はことごとくぶっ壊れていく。打ち上げの余興は“私のモノ”だった。歌と芝居が好きでダンスは…苦手だった。“可憐な娘役”…ではなかった。「組長までいそう。」と周囲に言われた。苦しいこともたくさんあったが楽しかった。高汐 巴さん、大浦みずきさんら素晴らしいスターさんの元で過ごせたことは人生の宝物だ。
組長まではいなかった。宝塚を退団。色々な舞台に出演する傍ら、生活のため各種バイトに明け暮れる。
新しい夢は“何かを書くこと”だった。この夢も叶った。作詞家デビューは超有名な方の作曲によるものだったが、私はゴーストライターだったため名前が載らなかった。このギョーカイの厳しさを思い知らされる。その後アイドルやラップグループなどの作詞を手がけるが、夢の印税生活にはほど遠かった。
公募ガイドに載っていた童話コンテストに応募し1位入選する。賞金3万円。うれしくてツーステップした。ミュージカル脚本コンテストで1位入選する。賞金は50万円でリオのカーニバル状態となる(ぅう~サンバぁ!)。しかし上演された舞台を観に行ったらあまりにも改変されていてがっくりする。
小学校の同級生のダンナさんと結婚。娘1(長女)、娘2(次女)が誕生。やっと地に足を付けた生活が始まった。
All About(旧・All About Japan)のガイド募集を知る。PCに触ったこともなかったためひと月にもわたるオーディションには泣きが入ったが何とか合格。2001年All About立ち上げ時より「宝塚ファン」ガイドを務める。私にとって初めて“脳を思いっくそ使う時代”への突入。「とりあえず1年頑張ろう。」と始めたガイドだが、温かいユーザーに支えられ励まされ現在に至る。
2002年よりAll About内で「ガイド日記」なるコーナーが誕生する。どーってことのない日常だが、ちょっとふざけた家族のおかげで何とか続いている。「あまりにも庶民的すぎてタカラジェンヌへの夢が壊れる」などとお叱りを頂戴することもあるが、そんな日常なんだから仕方がない。諦めと寛容の心で読んで頂きたい。
【好きな言葉】
――幸せとは、ささやかなことを幸せと思える心を持っていること――