ハトとカモメの会話
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魔の日曜日――
ダンナさんはお友達の結婚式に朝から出かけ、まだ帰ってきません。生きてるかな……
家から一歩も出たくない……でも、どこにも行かないわけにもいかず、女の子3人(私も含む)で、固くなったパン持参で川へ行きました。
ユリカモメがやって来ると「おぉ〜冬だぁ〜」と再認識します。
「今年もよく来たね」のご挨拶代わりに、パンをあげようと思ったのですが、ハトに取られちゃうのです。
娘2「アタシは、白いハトさんにあげたいの!」
私 「あれはね、ハトではないんだよ。」
娘1「そう、ハトじゃないよ〜。知らないのぉ?
ユリカゴメ!」
……カゴメじゃありません。
いい加減なことを、妹に教えないで下さい。
カモメは川に浮かんでいます。
カモメに届けとばかりに、遠くにパン屑を投げますが、風でなかなか届きません。
ハトはさすがです。
足元に寄って来ますから。
鳥の世界の、熾烈な戦いです。
カ 「ちょっとアナタ方、ワタクシたちにもパンを分けて下さいな。」
ハ 「やだね。悔しかったら、自分の力で取ってみな。」
カ 「でも、あの人間の子供たち、ちょっと危険な匂いがするんですもの。
特に、水色のコートの方。」
ハ 「“おまんま”にありつくためなら、少々の危険が何だって言うんだい!
水色のコートに追いかけられても、踏みつけられそうになっても、
アタイらはエサのためなら何でもするね。」
カ 「でもアナタ方……いつも、物欲しそ〜で、恥ずかしくはございません?
ワタクシ、あちらこちらで見かけますのよ。神社やお寺の境内、道端で、
お仲間たちが、人間どもに媚びていらっしゃる姿を…。」
ハ 「ふざけたこと言うんじゃないよ! それが生きてゆくってことじゃねーか!
カ 「アナタ方が“幸福のシンボル”なんて、笑ってしまいますわ。オホホ……。」
ハ 「そこまで言うんなら、ショバ代、払いな。」
カ 「ま……なんて恐ろしいことを……」
ハ 「当たり前だろ? ここはアタイらの住処だよ。」
カ 「だ、だってここは、公共の場……」
ハ 「そんなこと関係ないね。冬の間だけやって来る、偉そうなよそ者には、
きっちりケジメを付けてもらおうじゃないか。それが嫌なら、どっかに行きな。
カ 「ひ、ひどい……あんまりだわ……」
ハ 「さぁ、飛んでいきなよ。渡辺真知子に歌ってもらおうか?」
カ 「あぁ……(泣き)」
そんなやり取りがあったかなかったか(ない。)、
結局パンは、ぜ〜んぶハトさんが食べました。
<ご感想コーナー>
◆Zさんより
私は大庭さんという方の写真を見たとき、昔の映画解説者の水野なんとかさんという方と似ているなと思いました。
★水野晴郎さんですね。それもアリですねぇ。エジプト考古学者吉村作治教授という意見もありました。いろんな人に似ていて、大庭さん、いいですねぇ。今のところ、大庭さんからの苦情は来ておりません…
◆浅川です!さんより
娘ちゃまの作ったもの・・・言えないものってあれ?なんて想像しちゃった(爆)うちはまだハサミでつくれるのは四角で、それを貼って窓とかしか作れないみたい。丸い形をきるのって難しいのよねぇ〜〜〜〜。
★靴を自分で履くことより、ハサミを使うほうが早かった…という妙なお子様なんです。ハサミで何かを切るのが大好き。洋服とか髪の毛とかお札とか…。彼女がハサミを持つと、ヒヤヒヤするんです
◆Mさんより
娘2ちゃんの作品説明を読む前にぜ〜んぶ、わかりましたよ!上手!娘2ちゃんの生活に密着したものばかり?さすが手作りアクセサリーを作ってきた星子さんのお嬢さん、手先は器用なのですね。アクセサリーといえば、エリザベートのCDを聞いていたら、皇帝フランツ♪プレゼントあげよう♪〜(ベリっ!)ネックレスのマジックテープの音だったのですね。
★説明を読む前にぜ〜んぶ、わかった…って、それはそれで驚きです。エリザベートの…あそこの場面のネックレスはマジックテープだと思っていましたが、CDにまで入っていたとは。今後、「マジックテープ効果音」もチェックしながら、いろんなCD聴いてみて下さいな。案外楽しめるかもね。
◆Nさんより
「ママのようになりたい」をよんでおかしかったですー。子供って自分の都合の良い所だけ「いいなー」って思ってうらやんじゃうんでしょうね。ちなみに、ウチは息子だけなので、「ママ」にはなれません。しかし、聞いてみました。「あなたたちが学校へ言っている間、お母さんはなにしていると思う?」と!息子1「家政婦の仕事」・・・か、家政婦・・ですか・・・。まあ、当たっているといえば、当たっているけど・・・。息子2「掃除して、お洗濯したら、宝塚のビデオ見てる!」あーーーー、それも当たっているぅーー。見えないと思っていても、なぜかお見通し。恐ろしい、と思いました。
★「家政婦」と言われるのはいいじゃないですか! ちゃんと家事をしているということを認めているわけだから。それに「宝塚のビデオ」も可愛いもんですよ。贅沢しているわけでもないしね。とにかく「な〜〜にもやらない」よりは百倍いいです!
◆Wさんより
時々、日記の感想を送っています。翌日、星子さんからのコメントが、本当に楽しみです。私の書いたたわいも無い数行に、元ジェンヌさんが反応してくれている・・・。メールや掲示板に書くほどのことじゃないけど、舞台からは想像もできない庶民的な話が嬉しくて、「私も、そう思う!」って気軽にお喋りするような感覚でいたのですが。言われてみれば、公の場で私信を送るようなものなのですかね。ちょっとショボン・・・。でもできたら、今までのようなかたちで続けてほしいです。
★もちろん続けますよ。ただ、形態を変えようかな…と思っただけです。前文載せて、1回の日記があまり長くなってしまうと、最後まで読んで下さる方が減るのではないかが心配で、日記の下に皆さんからの感想を付けるのではなく、感想だけ別に作るとか…。皆さんからの感想が、本来ズボラな私に書く気を起こさせてくださり、そして何よりうれしいのです。そして「宝塚」というテーマ以外でも、皆さんとコミュニケーションできるのが楽しいんです。だから、これからも送って下さいね。
◆Jさんへ
★ご希望により、ご感想を紹介しませんでしたが「ありがとう!」
皆様、ありがとうございました。
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