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2002/12/12

娘 Vs PC

常日頃「パソコンを触っちゃダメ!」と言っているにもかかわらず、
触ります。うちのお嬢さんがたは。

私がPCの前から立つ隙を見つけ、勝手気ままにマウスをクルクル。
娘2はそこまでですが、娘1になると、いろんなところをクリック。
椅子の上にちょこんと正座している姿は、まぁまぁかわいいのですが、
せっかく書いた記事を消されたりでもしたら、私は号泣するでしょう。
今のところ、そこまではしないものの、
意味不明な文字の羅列を見つけたりします。

hhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh

今日の娘1には驚きました。

私が台所に行った隙に、PCに忍び寄った女。
戻ってびっくり。
そこにあるべきはずの、メーラーとサイトと日記のページがありません。

母 「ちょっと! ナニした?!」
娘1「閉じておきました。」

何で閉じるんだぁ〜?
閉じちゃ、いかん! 閉じるなっ!

それだけではありませんでした。

娘1「こんなものを作っておきました。」

はぁ…?
デスクトップに見覚えのない「P」というタイトルの文書が……。

母 「……ナニやったの? どーしたら、こーなったの……?」
娘1「わかりません。」

コワイ……
今に、破壊される……
我が家にPCは、これ一つしかないのに……

それよりナゼ彼女は、こんな技ができるのだ?
誰が教えた?
誰も教えてはいません……
なんか触ったら、こうなっちゃったそうです。

ナゼ「P」なのだ?
パァ〜? プー? 
教えてくれ〜!

よくよく言い含めました。

母 「絶対に触っちゃダメ! もし変になったら……パソコンが爆発するんだよ。」
娘1「爆発したら、火が出る?」
母 「出る出る! で、髪の毛とか、燃えちゃうんだよ!」
娘1「………は〜ん。だから“アナタさん”の髪の毛は、
   いつもボサボサなんですな。」

ほっといてください。
これはただの、手抜きです。


<タワゴト短歌>

「パソコンも使えなければただの箱」娘が母に言う日を想像




<ご感想コーナー>

浅川でっす♪さんより
記事作りをしつつ・・日記を見ている私(笑)
娘1ちゃま!うちのチビコと似てるぅ〜〜〜まさにそんな感じ。家では女王様。外では気配り女。小さな社会でいろいろ学んで、大きな心の大人になっておくれ〜〜〜♪


★色んなことを経験して、色んな想いも感じるからこそ、人に対して思いやりを持ったりできるのでしょうね。家でチビコちゃんが女王様なのは、何の不安も感じず、ママを信じている証拠でしょう。
話は変わりますが…浅川さん、1日に何度も何度も日記更新してて、偉い! 尊敬! あたしにゃ、できない!


◆Yさんより
お嬢ちゃまを見守る星子さんのお気持ちよ〜くわかりますよ。私もよくそう思いますから。
先日、長女の「お誕生日会」をしたのですが、仲良しさんを10人も呼んで大騒ぎでした。私も一緒にお喋りに入れてもらったり・・・楽しかったです。
しかし、娘をよーく見ていると、ケーキを一口食べてはお友達に呼ばれて席を立ち、飲み物のおかわりを入れてあげたり・・・気を使ってるんですね。結局ケーキは半分も食べてなかったですね。結構働いてました。わざわざ来てくれたんだから・・・という気持ちもあったのかな?でも、基本的にマイペースなので偉そうに「今日は私が主役!」ってな態度ではありましたが。
みんなが帰ったあと、夕ご飯もそこそこに「今日は疲れたから寝る」と珍しく自主的にベッドに入りました。「おやすみ3秒」の長女を見て、さすがの私も「この長女にしては、よく気をまわしてたかな・・・」と思ったんですよ。きっとお友達にもその気持ち伝わったんじゃないかな・・・となんだかあったかい気分にもなったりして・・・
しか〜し!翌日・・・頂いたプレゼントの批評をする娘を見て(○ちゃんのは○ャスコで売ってた○円のやつ・・・とか、ひどい事に、○ちゃんにもらったのは・・・あなたにあげるわ〜と妹に・・・)怒りまくった母はその後「やっぱり・・・」と、うなだれたのでした。トホホ・・・本当に気〜使ってたんだろか・・・?私の勘違い?
小4でも気疲れするもんなんですね・・・こうやって大人の付き合いもお勉強して行くのかしら?あまり早く大人になって欲しくないんです。オコチャマのまんまでいいんだけれど・・・


★その場では気を使っていても、後になっての本音がかわいいですねぇ。うちの娘もそのタイプです。「もう○○ちゃんには、来てもらいたくない」なんて。でもすぐに、そんな風に思ったことは忘れ、仲良くしています。その場だけ、疲れるのかな?
そうですね。オコチャマのまんまでいて欲しいです。


◆Hさんより
今日の日記読みました。娘1ちゃんの気持ち分かるような気がします。
私は娘1ちゃんとはまた違うのですが‥姉が幼稚園生の頃に私が生まれたので、祖父、祖母の4人は姉にはたくさんのおもちゃを買って与えてありました。(母、私の入院中寂しくないように。その期間がクリスマス&お正月を挟んでいたので買い与えやすかったみたいです)
そのおかげで、私はあまりおもちゃに不自由しなかったのですが、友達からは、「○○ちゃんはいいなぁ〜」と言われるのがなんとなくイヤだった。「このおもちゃは全部私のではないの」と言い訳を言っていたことを思い出しました。
今、TVで見る小さい子のいる家のおもちゃの量と比べれば多くはないのですが‥


★大人でも他人の物が羨ましくなったりしますものね。子供なら、尚更なのでしょう。
たぶん言う側は軽い気持ちなのでしょうが、聞く側は気にしてしまったりね。子供があまり外で遊ばなくなってきたから「持ち物」で判断するのが多くなったような。それは悲しいなぁ。


◆Yさんより
こんにちは。なんか、今日の日記しみじみ読んでしまいました。
小さなコドモがいると「早く大きくなってほしい」といつも思うけれど、周りは「小さい頃が1番いいのよ。大きくなるにつれてどんどんいろいろ出てくるんだから」というようなことを言います。「早く大きくなって」と思っても、「まだまだこのままでいて」と思ってもどのみち大きくなるのですが。
今日の日記を読んでまた、自分が小さかった頃のことを思い出しました。私は、友達の家に行って出されたおやつをよく覚えていました。一度、上に粉砂糖が上品にふってある大きなシュークリームを真っ白いお皿にのせて、1人ずつ全員に出してくれたオウチがありました。そして、デザート用のフォークがついてました。
私は、そんな立派なシュークリームを見たことがなかったくらいだったので、家に帰ってから「○○ちゃんのオウチに行ったら、すごくきれいなオウチで、シュークリームがすごく大きくて上にお砂糖がのってた。」とお母さんに何度も言いました。
私だけじゃなく、みんな、どこのオウチに行くといいオヤツが出てくるのか、たくさんオヤツくれるのかよーく知っていました。ちなみにウチの母はそういうことにまったく気を使ってくれることがなくて、友達が来てもおやつを出してくれないこともよくありました。母にそのことを言ったことはありませんでしたが、その時の気持ちは多分娘1ちゃまが「あっちにもお部屋があるよ!」と言ったときと同じ気持ちだったように思います。


★私も子供の頃、友達の家に行くと、手作りのクッキーとか出され、それが羨ましかったなぁ〜。うちと違うなぁ〜なんて。
で、娘1も言います。「○○ちゃんちのオヤツは…」とね。でも少しずつ大きくなると、オヤツとかオモチャとか関係なくなると思っています。ただ、その子と遊びたいという思いだけ。そーゆう人になって欲しいな。


◆Mさんより
pasokon no futyou de hiragana no nyuuryoku ga dekimasen, gomennasai.
musume1 chan ganbattemasune! uti ni asobinikuru kodomo niwa kekkou kiresounano wo gaman site iruhitomo ooinodewa? wagakono tomodatidakara to kiwotukatteruto sutoresu tamarimasuyone-.iubekikotowa hakkiri iimasyou!
[koko wa antano utizya naindayo!] ..tte.


★まぁ! パソコン大丈夫ですかぁ? なのにメッセージありがとうございます。
おっしゃるとおり娘のお友達だと思うと、本音が出せない時もありますが、正直に何でも言ってくれる子供が好きなので、ナニを言われても私は平気。でも…娘はちょっぴり気にするのよね。


◆Kさんより
星子ママ、やさしーい! 星子お母さんって素敵!!…胸があつくなりました。
数日前の「ママのようになりたい」を読んだ時、5才のお嬢ちゃんが“な〜〜んにもしなくていい生活”にあこがれるなんて…相当、疲れちゃってるわねぇ〜って心配しておりました。一見『わが道を驀進している』かのように見える娘1ちゃんだけど、ご本人は自覚がないままに、人の心の機微を感じ取る強力なアンテナを張り巡らせているのでしょうネ。そーよ、そーよ、男にも女にも、そして子どもにも7人の敵がいるのよー! そして、時には「敵ではないけど…わからんちんの大人」もいるんだよぉーー!! でも、大丈夫ッ。あなたには、優しくて強〜いパパとパパがついていてくれるから!ちょっと遠いけど、新潟のおばちゃんもついてるヨー!!


★そうなんです。あー見えて、結構デリケートなお子様です。親はそれがわかっているけど、回りはわからないわけだから、それがちょっと心配。
この先傷つくこともあるでしょう。今は何でも話してくれるけど、話してくれなくなった時、いかにそれを察知するか。そこが肝心かな。


◆Sさんより
わかるなあ、娘1さんの気持ち! うちの娘たちも(今では息子も)ココロ化粧してる時ありますもの。
幼稚園というところでできたお友達は、最初はみんな仲良しでいいのですが、家を行き来するほど親しくなってくると個性と言うものがでてきます。そして家族では感じたことのなかった困惑みたいな感情を持ってしまう時がくるんですよね。 
初めて「○○ちゃんちおもちゃ少ないね」と言われ、ビデオばっかり見てる友達に「これしない? それともビデオがいい?」と一生懸命話しかけてる娘を見たとき、まさしく彼女は心化粧してたんですね。(もし妹や母相手なら「もうテレビばっかり見てないでこれやろうよ!」と怒っているでしょう。) そういうのって子供のときから自然と身につくもんなんでしょうか。 でも、ちょっと周りの人から言われたことで傷ついたと感じたことで逆に人に優しくなれる人間に成長してくれるなら大切な経験ですよね。


★同感。家を行き来すると、良い面も悪い面もお互い出てしまい…。「幼稚園のクラスメートの一人」ではなく「個人」となるのでしよう。
でもそうした付き合いによって、色んな感情を覚え成長してゆく…。ボロボロに傷つくことはかわいそうですが、些細な出来事は必要かも。そして強くなってゆくのでしょうね。


◆Yさんより
「疲れてるのよね・・・」ですか。きっと、日常で星子さんが使っているのを聞いているのでは?自分も使いたいんでしょう。しかし、娘1ちゃんは大人ですね。私だったら友達にキレてしまいそうです。「もう、遊びに来ないで!!」って、言っちゃいそう。正に、昔は言ってましたが。そう言わない娘さんエライです。私も、こうだったら良かったかも。

★言ってる!言ってる! すぐに「疲れた〜」「腰、もんでぇ〜」って。反省。
友達にキレちゃわないのは、そう言われたことに対して、そんなに落ち込んでいないからでしょう。「オモチャがものすごーくたくさんあったら、片付けるのも大変だよね〜」と言っていますから。でも、その場の雰囲気は和ませたいのでしょうね。


◆Sさんより
娘さんすごいですねー。 そんな小さなうちから 気をつかっているのですねー。体が疲れるのではなく、心が子供なりに疲れますよね。でも、良いおよめさんになれそう。(ちょっと気が早い?) 
ところで、我がママにだから言えるモンクだから わがまま って言うのかなー と、ふと思ってしまいました。全然関係ないですね。はい・・・


★なるほど〜。上手いっ! 
「我がママ」には、どんどん文句、言って欲しいと思っています。もちろんそれを許す許さないは別ですが。親の顔色を伺うよりも、思っていることは全部さらけ出して欲しいと。だから私は…言われまくり。かわいそうな私…


◆Nさんより
本当に 星子さんの日記は毎日楽しみでたのしみで・・・。
本日はなかなかシュールなお話でした(?)、母親としての星子さんの愛情がとてもにじみ出ていて・・・。 すごく癒されました。おじちゃん、おばあちゃんなら(特におじいちゃん)なら水溜りでも避けて通れよ・・・と願うんでしょうが、母親なら強くたくましくどんな状況でも対応出来る人になってくれ!と願うんでしょうね。私も そんな風に育ったはずなのに・・・楽な方に楽な方に・・・と行ってしまう性格。きっとおじいちゃん子だったからですね(笑)
コラムもほんと楽しみです。寒くなってきましたので お風邪などひかれませんように・・・。 


★そうそう。おじいちゃんおばあちゃんなら「かわいい孫には、どんな小さな苦労も経験させたくない」と思うでしょうが、親は「かわいい子には旅をさせろ!」ですものね。広い意味で「自立させる」ために、親はいるのですからね。

皆様、ありがとうございました。


今日のピックアップ: 

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