私の下着はどこですか?
ダンナさんがお休みのため、プールへ。
数日前からの微熱と頭痛が取れないのに…
仕方ありません。夏休みですから。
そこで、とんでもない出来事がありました。
それは、プールから出て、更衣室で着替えている最中。
コインロッカーの中に、あるはずのものがないんですよ…
私の下着が。
読者「下着とは、“上”か“下”かどちらですか?」
私 「はい。それは“上”のほうです。」
おっかしいじゃないですかぁ!
ロッカーには、ちゃんと鍵をかけたのですよ?
300円も投資して。
なのに、いくら探しても、私の“上”の下着は見つかりません。
かれこれ5時間余り、混雑したプールにいたため、
その時の私は、疲れていました。
一瞬、頭をよぎりました。
「見つからないのなら、“上”の下着ナシで帰ろう…」
今、思えば、恐ろしい考えです。
いくらこんな私でも、それはマズイですって。
なぜ、ないのだろう…
ちゃんと考えねば…
娘の着替えを手伝い、水着やタオルをしまいつつも、
私は考えまくりました。
ロッカーに鍵はかけた。
じゃあ、その鍵は?
みんなは、手に付けているけれど、
日焼け指数の強い私がそんなことをしたら、
そこだけ、痕が付く。
だから…バッグの中に入れておいた。
つまり鍵は、プールサイドに置きっぱなしだった…
誰かが……鍵をバックから抜き去り、
そしてロッカーを開け、
私の“上”の下着を取った…?
下着泥棒だぁ!
しかしだ……
ロッカーの中には、財布も入れていた。
クレジットカードも入っている財布と、
私の“上”の下着と、どっちが価値がある?
考えるのさえ無駄だ…
だいたい…
その手の趣味の方は、普通、男性なわけで、
男性は、女子更衣室には入れないじゃないか。
下着泥棒説には無理がある…
あぁ〜〜
どーして私は、こんなバカなことしか考えられないんだろう…
よほど疲れ、そして慌てているんだ…
娘たちに
「ママぁ〜 まだなの〜」とせっつかれ、
少し冷静を取り戻しました。
……もしかして
……まさか
……いや、ありえる
“上”の下着を付けずに(だって、ないんだもん)洋服を着た私は、
更衣室を出て、プールの事務所に向かいました。
幸いにも、女性の係りの方が出てきてくれました。
私 「あのぅ…実は………ないんですが…」
係りの方はにっこり笑い、奥から紙袋を持ってきて、
周りに聞こえないように、こっそりおっしゃいました。
係り「これですね? 落し物として届けられました。」
ぐっ……
恥ずかし……
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