アジと聞けば?
娘2、夏休みの自由研究に手こずっています。
旅行で捕った魚を題材にするそうで、
デジカメで撮った写真をプリントアウトしたまではよかった。
…魚の名前がわからない…
家にある魚図鑑を見たものの、どれだかわからない。
一枚は、アジだということはわかったものの、
何アジだかはわからない。
私 「これは、シマアジじゃない?」
娘2「でも、図鑑のは細長いよ?
写真のは、ぶっといよ?」
魚にだって、スマートな子と、小太りな子がいると思うんだけど。
娘2「それに、図鑑のは、お目々が小さいよ?
写真のは、お目々、パッチリしてるよ?」
魚にだって、切れ長の子とパッチリ目の子があると思うんだけど。
たぶんこれが娘1なら、
「シマアジってことにしておこう。」で済むのですが、
何かと細かい娘2さん、そーゆうわけにはいきません。
私 「パソコンで調べてみれば?」
娘2「うん。検索してみる。」
7歳のくせに、1人でPCを立ち上げ、
(もちろん、子供用にユーザー切り替えします)
「魚」「図鑑」とキーワードを入れ、検索しちゃいます。
出てきたものの、やはりPCでは調べにくいようで、
別の図鑑を借りに、図書館へ。
魚図鑑を何冊も借りた後、大きなスーパーでお買い物。
魚売り場を見ると…
アジがたくさんいるじゃん!
私 「ほら! やっぱりアレ、シマアジだと思わない?」
そこへ娘1さんのこんな発言。
娘1「ママ、あの写真、魚売り場のオジサンに見せて
“これはシマアジで合ってますか?”って聞いてあげれば?」
えっ……
個人の行き付けの魚屋さんならともかく、
ここで、それを聞くの…?
その勇気は……ある。
私や娘2になくても、君にならある。
私 「でも……お店の人に悪いじゃん…」
娘1「なんでよ? 商売してるんでしょ?」
………
魚を売るのは商売であっても、
自由研究を手伝うのは、商売ではない!
結局、
「シマアジということで。」と娘2もやっと納得し、
帰宅しました。
さっそく、図鑑の文章をノートに写すなど、
下書きを始める娘2。
娘2「ママは、アジについて、何か知ってる?」
私 「アジねぇ……
干物はあまり好きじゃないなぁ~
塩焼きかフライか……」
娘2「マジメに教えてっ!」
娘1「相変わらずおバカだねぇ……ママは。」
そんなこと言ったって…
アジと聞けば、やっぱりタタキでしょーが。
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コメント
娘2ちゃん、一生懸命ですね。私なら、「シマアジでいいじゃん。どうせ誰もわかんないって~。」で済ませてしまいますよ(笑)でも自由研究って迷うというか…困りますよね(笑)毎年毎年、私も悩みました。夏休みも25日間くらいしかないし(^_^;)結局、毎回母の知恵を借りていました(笑)
投稿: H・I | 2006/08/12 11:42
魚は育った海の海流やえさで微妙に違ってくるのでは?
しかし姉妹でだいぶ違うものですね。姉妹で現代版姉妹社を設立してビジネスをやったらお互いの補完をしていいかも。
姉妹社:故長谷川町子さんが3姉妹で設立した出版社。長谷川先生は最初サザエさんの出版企画に誰も賛成してもらえなかった経験から、大ヒット後もこれだけは発表したいという作品を発表できるようにするために生涯、姉妹社から作品を出版していました。
投稿: カステラ評論家 | 2006/08/12 20:54
皆さんコメントありがとうございます!
本当に、同じ親から生まれた姉妹でも、こうも違うとは。
だから2倍楽しめるのですけどね。
確かに二人いっしょに何かやればいいでしょうね。
何なら私も仲間に入れて欲しいかも。
投稿: 桜木星子 | 2006/08/13 20:41