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2006/11/30

5回目の正直

娘1は元気になりました。

しっかりと食べていないから、体に力が入らないみたいですが、
明日は学校に行けそうです。


今回は、たいして看病するほどの病気じゃなかったので
私も楽でした。

また病人が出ると、それに合わせ、献立がお鍋になるので、
食事の支度が楽。



病気になると、いつも決まって、DVDを借りてきてあげます。
昨日は名探偵コナンの「探偵たちの鎮魂歌」。

昨日、2回。
今日も2回。

だいたい、映画館でも見たのよね。

だから、通算5回。

同じもの、よくそんなに何度も見られるなぁ~

そりゃ、セリフも挿入歌もBGMも覚えられるはずだ。



と言う私も、コナンは好きなのと、
娘1が「いっしょに見ようよぉ~」と甘えるので、
何かをしながら、途中退席しながらも、
何となく、見ていました。



で……

今日ラストの5回目を見ていたら……


私 「こんなシーン、あったのね……初めて知った…」


それは、私の大好きな怪盗キッドが活躍するシーンをはさみ、
その前後、10分ほど。



娘1「あのさぁ、ママ……今まで、何、見てたの?
   そー言えば、映画館でも途中、寝てたし。」


そーか……

いまいちストーリーがわからなかったのは、
このせいだったのね…


うん。5回見るべきだ。


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2006/11/29

悪いことがあれば良いこともある

昨日、学校で具合が悪くなった娘1。
胃腸にくる風邪になってしまいました。

もう、ぐったり。

我が家は……し~~~ん。



でも、昨夜も朝までぐっすり眠れたし、軽症なのかも。

今日は、おかゆやリンゴのすりおろしを食べたり、
布団の中からDVDを見たり、
口も元気になってきました。

口がおとなしい娘1さんなんて嫌です。
生意気も、ブラックジョークも、こうなりゃ大歓迎です。

大好きな学校にも行けず、
しんどい思いをして可哀想ですが、
一つ……いいことが。


ここ3ヶ月ほどで、激太りしてしまった娘1。

それはそれはすさまじく、
お腹を太ももがかなりヤバイのです。

食事も、油物はやめたり量を少なくしたりしていますけど、
成長期ですから、それ以上はできません。

運動もかなりしていますが、減る様子、一向になし。


困るのが、洋服。
奮発して買ったかっこいいジーンズ、
9月には入ったのに、今ではまったく入らない…
他のジーンズもことごとく「キツイ…」と言う。



だから……

これはいいチャンスだ!


通常の食事に戻せるのに、
少なくても5日はかかるでしょう。
その間、体重は少しは減るし、胃も小さくなるかも。


しんどい思いをしたのだから、
いいことがなくちゃね!


リバウンドぉ?

そんなことまで今は考えないわ。



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2006/11/27

根も葉もないこと

今日は腹が立つことがあったぞ!

たいしたことではない…

でも……聞いて!




娘の学校のお母さんのAさんが、
私が言ってもいないことを、
「○○(私)さんが、こうおっしゃっていました~」
と何名もに言いふらしているらしい。

それを聞いた仲良しのお母さん数名が、
心配して教えてくれました。


私はAさんと会釈を交わす程度のお付き合いで、
何かを話すこともないというのに。

「こうおっしゃっていました~」の内容は、
私の立場がとりたてて悪くなるようなものではありません。

でも、言ってもいないことを言われるのは
非常に腹が立つなぁ。




Aさんが、作り話が好きなことは、ちょっと有名。
これまでに被害に遭った人もたくさん。
だから、私を守ってくれる人もたくさんいます。




たいしたことではないから、そのままでいいかな…?

でも……
見逃せば、また被害に遭いそうで。


それと、
子供たちには「ウソをつくな!」と教えているのに、
ウソをつかれて見逃すっていうのも
正しくないかなぁ~なんて。



はい。
いい年した大人です。
どうするにせよ、こちらは正しい大人の対応をしましょう。





そんな、むしゃくしゃした気持ちも、
ビストロスマップを見たら和らぎました。


笹野さんも桃井さんもめちゃくちゃ大好き…

そしてダンちゃん(檀 れいさん)……
キレイよねぇ~



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2006/11/25

イマドキの子供

二年ぶりにパーマをしたら……

どうにもこうにも妙な具合に。

気を使ってか、家族は何も言いません。


いいの。
髪は伸びるから。

胸を張って生きてゆくもん。





娘2が折り紙で手裏剣を折っていました。

組み立てるところが上手くいかないらしく、
娘1に助けを求めています。

娘2「ねぇ~できないよ~

   やって~」


娘1、折ってあげながら……


娘1「イマドキの子供は、折り紙一つできないのか?

   で、すぐに“やって~”だ。

   自分でやろうとしないんだよなぁ。

   ホント、イマドキの子供はさぁ。」



いいこと、いうなぁ。


でもアンタも充分、イマドキの子供ですって。

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2006/11/24

おしゃべり

今日は女の子3名、インフルエンザの予防接種。

注射。

さすがに娘1は、もう平気。
でも娘2はまだ抵抗します。

出かける時から「嫌だ…」と泣き、
お医者さんに向かう道は、
私と娘1の自転車が、娘2の自転車を前後ではさみ、
奴の逃亡を防ぐ…

注射一つで大変です。



嫌がる奴を最初に片付けようと、
まずは娘2から。

先生や看護婦さんの、
「もう2年生なんだから大丈夫だよねぇ~」が効いたのか、
昨年は大声で泣き、私に抱っこされての注射でしたが、
今年はどうにか一人で座り、
大声も出しません。

ただ…私の手を痛いほど握り、
「嫌だよ……」と、ぐしゅぐしゅ。

注射針が刺さった瞬間、
ぐっとこらえていた目から、大粒の涙がポロリ。

この涙が、カワイイんだなぁ~

騙されちゃいそうになるんだなぁ~



先生「ほら、大丈夫だったでしょ?」

娘2「うん……

   ★★(娘1)につねられるより、痛くなかった。」

先生も看護婦さんも爆笑。


……そんなことと比較するなよ…
娘1が可哀想じゃないか…

ま、確かに、つねるけど。

娘2と交代して娘1。

先生「ちょっと見ないうちに、ずいぶん逞しくなったねぇ。」

いいんですよ?先生。
逞しくじゃなく、太ったと言っていただいて。

本人、自覚していますから、
「私は~デ~ブ~!」と自作の歌、歌っているほどですから。



いつものごとく、ベラベラしゃべっているうちに
娘1はあっという間に終わり…


看護婦さん「さすが、お姉ちゃん。」

娘1「パパに、お風呂でゴシゴシ背中をこすられるより、

   痛くなかったよ。」

先生も看護婦さんも…苦笑。


娘1「あっ、それから…

   夏、日焼けした時に温泉入るより、痛くなかった。

   それからね……」

私 「もういい。次はママの番だから、待合室に行ってて!」

娘1を撤収!




うちの娘さんたち、予防接種一つ、スムーズにはゆきません。

でも、もう少し小さい頃の、
「先生を足で蹴飛ばす」とか、
「私の手を思いっきり噛む」に比べたら、
余計なことをしゃべるくらい、可愛いもんかも?

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2006/11/23

特技

朝起きると、娘1の掛け布団、
必ずきれいに横向きになっています。

寒くなると寝相もましになってくるし、
二段ベッドですから、そうそう布団が動くはずはない。

ナゼ……横向きに?





そう言えば……

娘1の特技の一つに、

――座布団回し――

があったっけ。

仰向けに寝転がり、足を上に上げ、
両足で座布団をくるくる回すという芸当。

数年前から、彼女、かなり練習してます。
最近はダンナさんに叱られるので自重していますけど。



座布団より重く大きい布団を、
もし足で回しているのだとしたら、
ハードルを一つ高くしたということになり、
それはそれで「腕、あげたな。」と褒めてやりたい。



……そんなバカなこと言う親は私ぐらいね。

……そして、足で布団は回せないって!

とにかく、暗視カメラで見てみたいものだわ。




あと娘1にお願いしたいのは…

二段ベッドの下に申し訳なさそうに寝ている私の上に、
掛け布団を、バサッと落とさないでいただきたい。

「これは、な、何事だぁ~!」

「逃げねばぁ~!」

と、すっかり目が覚めてしまいますから。

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2006/11/22

オンナだけの楽しみ方

昨夜、娘たちといっしょに布団に入り、
娘1の名探偵コナンの漫画を読んでいたら…

寝ちゃいました。

9時間も寝たのに、朝、起きる時の
「いやっ! まだ寝ていたい!」気分はいつもと同じ。

冬のお布団のぬくぬく感、たまりません。


さて――

今日はダンナさん、お仕事お休み。
学校から帰宅後、みんなでちょっと離れたショッピングセンターに。

駐車場へ車を入れるのに時間がかかりそうで、
運転手のダンナさんと、眠っちゃっている娘2を残し、
私と娘1は、一足先に、お店の中に。

娘1「オトコとチビはほっておいて、
   
   オンナだけで楽しんじゃえ~」

私 「いいねぇ~
   
   それ、すごく、いい!」

二人、手を繋いで、可愛い雑貨やお洋服のウインドーショッピング。

母親と娘。
こーゆう楽しみが、この先たくさんあるのよ。

娘2ももう少ししたら、仲間に入れるでしょう。

ざまーみろ。
父親め。

すぐに合流し、
「家族でプリクラが撮りたい!」と娘たちが言うので、
プリクラを。

プリクラなんて、何年ぶりだろう…
たぶん、娘たちが赤ちゃんの頃以来かも。

今のプリクラって、すごいのね。
写真も何種類も撮れるのね。
お絵かきモードに変わり、写真に絵を入れられるのね。

また今度も、撮ろうっと。

ささやかな家族団欒。


帰宅してから娘1が言いました。

娘1「今度ゆっくり、二人だけで、おでかけしよ~」

私 「じゃ、その時、おいし~いケーキでも食べようか?」

娘1「ケーキもいいけど……

   善哉がいい! 塩昆布つきの!」

アンタ、渋いねぇ……

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2006/11/20

腹巻

叔母のSちゃんが、

「腹巻、いいよ~ アンタたちもしてみなさい!」

と、しきりに勧めるので、
先日、購入しました。

娘たちはお腹を出して寝ているし、
私は冷え性だし。

うん。いいかも。
寝る時と、ものすごく寒い日に。

それに今は、
腹巻をすることがそんなに格好悪いという時代でもないし。




まずは娘たちの腹巻を求め、子供のインナーの売り場に。

娘2用に、ピンクの綿の温かそうなのを購入。

娘1は……
どうみても、子供用の腹巻は、あのお腹に入らないと思い、
大人用にすることに。


で、大人のインナー売り場。

ピンクや白の、いかにも「ザ・腹巻」というのはやめ、
柔らかい綿で、紺色のデニム柄のを購入。

誰に見せるわけでもないのだから、
デニム柄なんてどーでもいいんだけど、
ま、そこは、こだわりということで。

それを、2枚購入。

つまり、私と娘1は、おそろいです。
身長差、約30cmもあるのに、同じサイズです。

恐るべし!
娘1のハラ!


さて、女の子3名で、腹巻初体験!

まずは私。

下腹ぷっくりでも、ウエストのくびれだけは保持しています。
娘たちからも「エロカッコイイ!」と賛美。

腹巻というより……ビスチェ。

さながら……
ドレスのためウエスト絞りに精を出す
ヨーロッパの貴婦人のごとく。



次は娘2。

娘2には丈が長いんです。
胸から隠れちゃうんです。

腹巻というより……さらし。

さながら……
「丁半、コマ揃いやした。」と、
背中に緋牡丹の刺青した、つぼふりの女博徒のごとく。



お次は娘1。

やっぱり大人サイズは大きかったかな。
ただ、ぶよぶよしてます。

彼女が一番……腹巻っぽい。

さながら……
「わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又……」って感じ。
車寅次郎よ。




そして、一夜たち翌朝――

貴婦人と女博徒とフーテンの寅さんの腹巻トリオは、

「いい感じじゃ~ん」
「温かいじゃ~ん」と、
腹巻の偉大さを共感し合ったのでありました。



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2006/11/19

Kissの数

最近娘たち、腹筋をやってます。

娘2は大丈夫なんだけど、
娘1の……お腹のお肉が…。
そのための腹筋です。


私は足を持つ係り。

でも、ただ足を持つだけじゃない。

一回一回、上に起きてくるたび、
Kissします。

お肉のための腹筋なんだか、
チューするための腹筋なんだかわかりませんが、
かなり盛り上がります。


今日はそこから始まり…

――1分間に何回 Kissできるか?――

そんな馬鹿げた発想に展開しました。



抱き合ってKissする選手は、私と娘2。

ストップウォッチと回数を数えるのは娘1。

さ! ゴングが鳴った!

チュッチュ、チュッチュ、
かなりのスピードです。

しかし………
初戦、途中でリタイア。

娘1が笑い過ぎて、判定不可能となったから。



2回戦!

いいぞ~ いい感じだぞぉ~

途中、娘2が
「臭い…」と発し、
私の唇ではなくホッペを攻めてきました。

「臭い…」って……どーゆうことよ……


そんなことでムカッとしているヒマはなく、
お互い、ホッペやオデコにチュッチュ、チュッチュしまくり。

Kissなんて甘いムードは一切なく、
単なるぶつけ合いです。

そして1分終了!

娘1の判定が正しければ…

185回!

次回は200回、越えるぞ!

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2006/11/17

フェイント

先日のこと。

近所の皮膚科に行きました。


住宅街の片隅にあるものの、評判がいいのか、
いつも混雑しています。

その日も、待たされて、待たされて…
診察が終わったのは、12:30過ぎ。

お腹、空いたぁ~!
もうペコペコ。

ママチャリ、ダッシュで走らせよう。
で、帰ってから、何を食べよう?

野菜がたくさんあるから、一人鍋もいいなぁ…
いや、手っ取り早く、焼きそばにしようか…?

とにかく頭ん中は「ヒルメシ~!」でいっぱいで、
診療所を出たら……


そこで思わず……足が止まってしまいました。


診療所の入り口に横付けされていた一台のタクシー。

後部座席のドアは開いていて、
一人のおばあちゃまが、足を道路に付け、座っていました。

足を道路に付けているのに、おばあちゃまは座席から動かない…
そして、手には、杖。

立ち上がろうとしているのに立てないのかも?と思い、
声をかけました。


私 「何か、お手伝いしましょうか…?」

お 「いえいえ。連れの者が今、中におりますので大丈夫です。
   ご親切にありがとう。」

私 「それでは、さようなら…」

……と、こう書くと、
なんだか“イイ人自慢”のように思えるでしょうが、
決してそうではありません。

何しろその時の私は、「ヒルメシ~!」モードでした。
普段なら、きっと、そのおばあちゃまの様子に気づかず、
ママチャリに向かっていたことでしょう。



目が……釘付けになったのです。


釘付けの対象物は……

おばあちゃまの被っていた帽子。

薄いピンク色の、つばの大~きな帽子。
そこには、同色の造花が、いっぱい付いていたのです。

それはもう、豪華で鮮やかで上品で…

こんな帽子、宝塚の舞台上でも驚くでしょう。


もうどんなに驚いたか!

住宅街の皮膚科を「ヒルメシ~!」と思いながら、
ふ~らふらと出てきたんですから。


ここは、バッキンガム宮殿かぁ?

もしくは、アスコット競馬場?

皮膚科に来るのに、あんな帽子を被ってくるあのおばあちゃまは、
一体どこの何者だったのだろう…と、
一般ピープルの私は、一人、焼きそばを食べながら、
頭を悶々とさせるのでありました。

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2006/11/16

解禁

娘1「ママぁ~、ヌードって、どーゆう意味ぃ~?」

私 「裸。」

娘1「じゃあ……
   ぼじょーれさんの…ヌード…かいきんって…」

私 「ぼじょーれさんのヌードを、
   おい、みんな、見ていいぞ~!ってこと。」

娘1「う、う、うそ……」

私 「ウソじゃない。」

娘1「ママ、絶対にウソついてる!」



だって、“ぼじょーれさんのヌード解禁”なんでしょ?

ウソつき呼ばわりされる覚えはない。



でも……
学校で、要らぬこと言われたら、恥をかくのは私です。

一応今年度、ダンナさんはPTA会長。
些細なことでも目立っちゃいます。



仕方、ない。

私 「あのね。“ぼじょーれさんのヌード”じゃなく、
   ボジョレ・ヌーヴォーとはだねぇ……§¥>%♂※♪……」

娘1「ほら、やっぱり! ママ、ウソついてたぁ!」


だからぁ。

ウソつき呼ばわりされる覚えはない。


それにしても……

「う、う、うそ……」と言った時のアンタの目は、
目の前に、モンブランのケーキを置かれた時のように爛々と輝いていた。

まるで、オヤジみたいだったわよん~

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2006/11/15

ワタル君

娘たちの通っているスイミングスクールに……

先日退団した星組トップスター・湖月わたるさん似の先生が。

それはもう、かなりそっくりなの。
お耳の辺りまで。


写メを撮って、
宝塚ファンの友人に「ねぇ!どーよ!」と見せたいんだけど、

先生に「写真、撮らせてクダサイ!」

とは……言えないでしょーが。



子供たちに笑顔で教えているその先生を見ていると、
ワタル君は退団してしまったけれど、
プールサイドからワタル君を観劇しているような気分。

ただ……

その先生……

男性。



上半身裸で海パン姿のワタル君は、

ちょっと複雑だ。

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2006/11/14

平等の愛

今日のうれしかったこと。

学校が4時間で終わったので、
娘たちとショッピングセンターへ。

買い物が終わり、自転車で出ると、
外は雨。

私と娘1は、フード付きのブルゾンを着ていたけれど、
娘2のは、フードがない。

たいした雨じゃないから、濡れて帰るしかないと
自転車を走らせたら…

娘1「ちょっと待って!」

商店街のど真ん中で、いきなり娘1が止まる。
何だろうと振り返ったら……

ブルゾンを脱いでいる。
そして……

娘1「☆☆(娘2)、これ、着な。」

娘1はブルゾンの下に、フード付きの薄手のトレーナーを着ていた。
トレーナーのフードを被り、

娘1「私はこれで大丈夫だから。」

思わず大声で、

私 「★★(娘1)、カッコイイ!」


ブルゾンを手渡された娘2は、
自転車にまたがっていたからか、さっと着られない。

すると娘1、自転車を降り、
娘2にブルゾンを着せ始めた。
ファスナーを上げ、フードの紐を縛ってあげ…


何も言わず私はそれを見ていて、とっても幸せだった。


再度自転車を走らせながら、後ろを振り向くと、
娘2が、ニコニコ笑っている。
その笑顔は、遊園地にいる時ぐらいのニコニコさだ。

お姉ちゃんの愛が、うれしかったのだろう。

それを見て、さらに幸せになった。




この子たちは間違いなく、お互いが大好きだ。
しょっちゅうケンカもするけれど、
引っ叩き合いをすることもあるけれど、
間違いなく、お互いが大好きだ。


それは、

「私たちは親に、平等に愛されている」

と感じているからだと思う。


ちょっとだけ自信が持てた。

そして……うれしかった。


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2006/11/13

憎いお人

娘1が最近覚えた言葉。

「この~憎いお人。」



娘1「ママ、“憎いお人”って言うけれど、
   本当に憎いんじゃないんでしょ?」

私 「そう。
   この場合の“憎いお人”は、本当に憎いんじゃない。」

娘1「じゃ、どーゆう時に使うの?」

私 「説明が難しいなぁ……
   褒める時や、
   ものすご~く好きな人に対して言うことが多いかな…」


本当に、説明のしようがない。

このニュアンスは、実際使ってみないとわからない。

日本語って難しい。

だけど面白い。



娘1「ものすご~く好きな人に対して言うんなら、
   ママも私に言う?」

私 「言う!言う!」

娘1「あのさぁ……
   その場合のニクイのニクは……
   お肉のニク…じゃないよね?」


………!

肉いお人?!


私 「そんなおバカなこと言うアンタは、
   ホント、憎いお人。」


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2006/11/11

ダンスパーティー

ちょいと寝込んでました…

どうやら、娘2の胃腸にくる風邪が今頃うつったようで。

でも、非常に軽症。
物が食べられないなんてこともなく。
微熱が続いていた程度。

ただ、まだ体がしゃんとせず、
だ~らだ~らと過ごしております。
(いつものことか?)

さて、お腹の調子が悪く、寒く、
準備も簡単に済ませたい時は……

湯豆腐に限る~!

お鍋の中、ぐつぐつと音を出し、
ぶつかり合うお豆腐を見て、
娘2に彦麻呂が乗り移った。

娘2「お豆腐のダンスパーティーやぁ~!」

お主も腕をあげたなぁ。

ダンスパーティーをするお豆腐を食べながら、
テレビはもちろん!
「シャル・ウィ・ダンス」!

オープニングが始まり、りかちゃん(紫吹 淳)を指差し、

娘1「ママ、あのシブキってゆー人、宝塚の人でしょ?」

シブキと呼び捨てにすんな!

私 「そ~だよ~。ママはそれが見たくてたまらなかったの。
   で、あのお着物の人も、宝塚なんだよ。」

そう。
朝丘雪路さん。

………

………!

あっ……

やばい……

「11月のTV番組」、りかちゃんの名前は入れてあるけど、
朝丘さんのお名前、私……忘れてたぁ!

私 「湯豆腐、勝手に食べてて!」

と、PCへ。

慌てて朝丘さんのお名前を入れ更新した時、
すでに番組開始から9分たっていました……

ごめんなさい……

朝丘雪路様、ユーザーの皆様。

優勝は逃してしまったけれど、
りかちゃんは今回もカッコよくてキレイ!
朝丘さんは可愛くって、そして素晴らしい!

だ~らだ~らしていた私は、
「びしっとしなきゃ!」と反省しました。

楽しいひと時をありがとう。

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2006/11/09

言える言葉

数ヶ月前の日記の中で、

「一日のうちで一番たくさん言う言葉は“ありがとう”だと思うよ…と
 娘たちに言ったことがあります。」

と書きました。

そのコメントの中にもちらっと書きましたが…
スーパーのレジでお釣りをもらった時、
「ありがとう」と言う私に、娘1が聞きました。

娘1「ママはお客さんなのに、どうして“ありがとう”を言うの?」

私 「スーパーで働いてくれる人がいるから、
   ママはこうしてお買い物ができる。
   あなたたちもご飯やおやつが食べられる。」

と答えました。

娘1「じゃあ、ここで売っている野菜とかを作っている人には?」

私 「その人たちには直接“ありがとう”は言えないよね。
   だから心の中で“ありがとう”を言えばいい。
   お日様にも雨にも。」

タクシーに乗ったら運転手さんに。
レストランでウエイトレスさんに。
プログラムを買った時、キャトルレーヴのお姉さんに。

“ありがとう”を言える場所は限りなくあります。

そして“ありがとう”に限らず、言える言葉はたくさんあります。

“ごめんなさい”“いただきます”“ごちそうさま”
“ご苦労様”“お願いします”……

娘たちには、そんな言葉を躊躇せず意識せず、
だけど心の底から言える大人になって欲しいな。

病院で、ドクターにはみんな“ありがとうございます”と言うけど、
精算窓口のお姉さんには言わない人がいます。
娘たちには、同じく言える大人になって欲しいな。


――給食費を払っているのだから“いただきます”と言う必要はない――

そんなことを言う親もいるそうですね。

「お金さえ払えば何をしてもいい」という考えと、
何もかもが豊かになり過ぎ、すべてが当然のことで、
“感謝”という思いは、よほどの時以外、起こらないのでしょうね。

きっとこの哀しい親は、自分の子供に対して常に思っているでしょうね。

「親の私が、アナタを育ててあげているのよ。」と。

子供が自分を親として育ててくれていることに一生気づかず、
それを子供に感謝することもなく。

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2006/11/08

表現方法

2日もサボってしまいました…

娘2は、月曜日、火曜日と学校をお休みしました。
と言っても、寝ているほどのことではありませんでした。

重症でないのはうれしいことですが、
ちょろちょろしながら家の中にいられると、仕事が増えます。

娘2「ママ、アイロンビーズのアイロンして~」
娘2「いっしょにお絵かきしよ~」
娘2「サンタさんに何もらうか、いっしょに考えよ~」

ほっとけばいいのですけど、
そこが私のダメなところ。

甘えられると……弱い。
子供でも男でも。

娘2「ママがおばあさんになった時、私はおばさんでしょ?
   私、おばさんになりたくないな。
   どうすれば、私がおばさんにならないか、わかる?」

………

そんなことわかるのなら、
大金持ちになってます。
ノーベル賞もらってます。

だいたい、私自身がおばさんになってません。

そんな娘2は、
今日、元気に登校してくれました。

やっと通常に戻ったものの、
一昨日から少しずつ取り掛かっていた
「タカラジェンヌOGエリアVol.32」
娘たちが帰ってくるまでに何とかアップしようと
私はPCにべったり。

この記事は、ご参加いただいている各事務所様や
OGご本人からの情報を元に、
補足部分やリンクできる箇所のURLを探すなど…なので、
そんなに脳ミソを使うものではありません。

ただ、ファイルの数が多いのと、
リウマチのヘタレな手のせいで、
時間がかかる…

これを仕上げると、いつも……
右手が動かなくなる。

今日も、お仕事がお休みでくつろいでいるダンナさんを尻目に
ぐったり。

そしてやっとアップできた。

床に寝転がり……

私 「でけたぁ~! 終わったぁ~!」

夫 「お疲れ。」

私 「なんだか、体中の液が、
   今、私の中から、抜けてゆく気分…」

夫 「……なんだ? 液って……」

私 「そーゆう気分なの。」

夫 「で、お前の液って、どんな液なんだ?」

だからさぁ。

なんか、そーゆう気分だってだけよ。
体も頭もふにゃふにゃだってだけ。

別に、血液や髄液やリンパ液が抜けるわけじゃないんだから。

たかが、表現方法よ!

何年、私に付き合っているんだ?

疲れている時に真面目に聞かれると
よけい、疲れるんだよ。

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2006/11/05

ウソも方便?

昨夜はちょっと大変でした。

寝る前
「ちょっと気持ちが悪い…」と言っていた娘2。
夜中に二度ほど吐いてしまいました。

今流行っている胃腸にくる風邪か、
もしくは……
昨日、学校でお餅つき大会があり、
お餅の食べ過ぎか?

……6個、食べてたし……

今日はお医者さんお休みだし、
休日診療所に連れて行く羽目になるかも…
なんて心配していましたが、
その後は何事もなく朝までぐっすり眠り、
今日はとても元気です。

お布団の中で折り紙をしたりお絵かきをしたり。
「お布団の中にいなさい!」と言っても、
すぐにちょろちょろ出てくるし。

おかゆも食べ、
それでも「お腹、空いた~」とプリンを食べ、
「プリン、もう1個!」と催促するほど。

「お母さんの性格は?と聞かれたら、
 何て答えたらいいと思う?」
なんて、わけのわからないこと、聞いてくるし。

私 「で、アンタなら、
   ママの性格、何て答える?」

娘2「正直者!」

いやぁ~
彼女、いい子に育っています。

そうよ。
ママは正直者だよ。

だから、ウソイツワリなく、
ここにアレコレ書いてるよ。

で、一昨日の「天使のわっか」の件で、
ふと気づいたことがありました。

以下、私と娘1だけの会話。

私 「あのさぁ、あの天使のわっか、
   天使のわっかと言うより、
   地球外生命体と言うより、
   トンボと言うより……

   バカ殿に似ていない?」

娘1「ママ。それは絶対、
   ☆☆(娘2)に言っちゃダメだよ。
   ☆☆は、バカ殿、嫌いなんだから。」

でも……

正直者と言われた母ですし。

……

言いたいっ!

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2006/11/03

天使

コタツ……

出しちゃいました。

コタツには入りたいのよね。
でも、掃除の時、手間が増えるし、
一度入ったら、抜けられなくなっちゃうし。

今日すでに、
別に見たかったわけでもないDVDを2時間、
娘たちといっしょに、見てしまった…
やることいっぱいあったのに…。

コタツのせいだ!


一応、喘息の娘2。
今日はほぼ健康体です。

娘1が、だ~らだらと過ごしているのに、
朝から不思議なものをたくさん作っていました。

芸術の秋。

まずは、
新聞紙とペーパータオルを重ねて作った小物入れ。
明日、色を塗るらしい。

次は、
ダンボールを切って作った、サッシュと剣。
サッシュには「ちびちび勇者」と書かれてある。


最後は……これ。

061103

私 「コレは……何? 地球外生命体?」

娘2「ち、が~~う!」

娘1「わかった! トンボ!」

娘2「ち、が~~う!」

私・娘1「何!」

娘2「て・ん・し!」

天使……?

私 「あの……その、上に伸びている丸いのは何?」

娘2「天使のわっか!」

ふ~ん。
そーゆう見方もある。

娘1「輪じゃないじゃん! 円盤じゃん!
   それに天使なら、死んでるってことじゃん!」

娘2のほっぺが、ぷく~っとふくらんできた。

コタツで寝転がって漫画読んでたお姉ちゃんに、
そこまで言われたら、怒りたくもないよねぇ。

私 「いいの! 一生懸命作ったんだから!
   それに可愛いし、素晴らしい!」

ママは決して、
「トイレの詰まりを直すポンプみたい」なんて
言わないからね。

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2006/11/02

ダメ親

昨夜は……娘たちに何度起こされたことか!

喘息が出てきた娘2。
夜中に少し咳き込んで、それで起こされました。

これは、仕方がないね。

そして娘1の大きな寝言。

娘1「いいよ! いいよ! いいからねぇ~!」

そんなに明るくハキハキと、
キミは一体誰に、何に対して、OKを出していたのか…?

勘弁してよ……

そう。娘2の喘息。

明日は休日でお医者さんもお休みだからと、
学校は遅刻させ、朝一番にお医者さんに行きました。

三ヶ月ぶりの喘息。
お薬をいただき、でも体は元気だし、
「これから登校させてもいいですよね?」と軽く聞いたら、
「今日は一日休ませましょう。」と。

えっ……?

こんなに元気そうなのに?

聞くんじゃなかった……

でも、本人は「大丈夫!」でも、親も「元気そうじゃん!」でも、
聴診器で音を聞いたわけじゃありませんから。
ここは、長年主治医の先生に従うとしましょう。

そんなわけで……
いたって元気な病人もどきと過ごすことに。

一生懸命(そうよ!いつもそうよ!)メルマガを書いていたら、

娘2「ママぁ~ オセロ、しよ!」

私 「……ん? 
   ナゼ、キミは今、オセロがしたい?」

娘2「今のアタシは、パンダと同じ気持ちになりたいの。」

………

私は……

子供の気持ちが理解できない、
ダメ親です。

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2006/11/01

過去の暴露

今日はちょっと調子悪し。

寒くなってきたせいか、
関節が、キュ~ンと痛くなります。

関節をキュ~ンとさせてもしょうがない。

胸をキュ~ンとさせたいのですが…

さて――

娘2を校門まで迎えに行き、その数歩前を歩きながら、
お友達のAちゃんとのとんでもない会話を聞いてしまいました。

娘2「うちのママはね、高校に行ってないの。
   高校に行かないで、宝塚に行ったの。」

そりゃ、真実だよ。
別に、悪いことしてないよ。

でもさぁ、宝塚を知らない人もたくさんいて、
宝塚に対しての印象も人それぞれで。

私にとっては、あそこにいたことを誇りに思っているけど、
聞かれてもいないのに、親の過去の職業を、いちいち言わなくてもさぁ…


A 「えぇ~? 
   おばちゃん、高校に行っていないの?」

私 「う、うん!」

行ってないぞぉ!

正確には…高1中退ってやつだけど。

A 「じゃあ、高校に行っていないということは、
   大学にも行っていないの?」

私 「うん!」

行ってない!

A 「うそ~~~」

これが、ホントなんだなぁ。

Aちゃんの中では「宝塚」という聞いたこともない単語は消え、
「高校に行っていない」のみが残ったらしい。

それでOK。
その方が、ややこしくならなくて助かる。


きっとAちゃんは家に帰り、
「あのねぇ~☆☆ちゃんのお母さんはねぇ……」と
しゃべっていることだろう。

Aちゃんのお母さんは、どう思っているだろうか…?
もしかしたら、ヤンキーとか、レディースとか?

ま、髪の毛、バリバリに染め、
ハデな格好をしていたのには、
違いはありませんし。

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