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2006/11/09

言える言葉

数ヶ月前の日記の中で、

「一日のうちで一番たくさん言う言葉は“ありがとう”だと思うよ…と
 娘たちに言ったことがあります。」

と書きました。

そのコメントの中にもちらっと書きましたが…
スーパーのレジでお釣りをもらった時、
「ありがとう」と言う私に、娘1が聞きました。

娘1「ママはお客さんなのに、どうして“ありがとう”を言うの?」

私 「スーパーで働いてくれる人がいるから、
   ママはこうしてお買い物ができる。
   あなたたちもご飯やおやつが食べられる。」

と答えました。

娘1「じゃあ、ここで売っている野菜とかを作っている人には?」

私 「その人たちには直接“ありがとう”は言えないよね。
   だから心の中で“ありがとう”を言えばいい。
   お日様にも雨にも。」

タクシーに乗ったら運転手さんに。
レストランでウエイトレスさんに。
プログラムを買った時、キャトルレーヴのお姉さんに。

“ありがとう”を言える場所は限りなくあります。

そして“ありがとう”に限らず、言える言葉はたくさんあります。

“ごめんなさい”“いただきます”“ごちそうさま”
“ご苦労様”“お願いします”……

娘たちには、そんな言葉を躊躇せず意識せず、
だけど心の底から言える大人になって欲しいな。

病院で、ドクターにはみんな“ありがとうございます”と言うけど、
精算窓口のお姉さんには言わない人がいます。
娘たちには、同じく言える大人になって欲しいな。


――給食費を払っているのだから“いただきます”と言う必要はない――

そんなことを言う親もいるそうですね。

「お金さえ払えば何をしてもいい」という考えと、
何もかもが豊かになり過ぎ、すべてが当然のことで、
“感謝”という思いは、よほどの時以外、起こらないのでしょうね。

きっとこの哀しい親は、自分の子供に対して常に思っているでしょうね。

「親の私が、アナタを育ててあげているのよ。」と。

子供が自分を親として育ててくれていることに一生気づかず、
それを子供に感謝することもなく。

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コメント

 今日の日記。とっても素敵なので、お菓子の城の城主様でマイミクの竹田和平翁にご紹介しました。

投稿: カステラ評論家 | 2006/11/10 06:45

私の父は、結婚して50年もたっているのに
毎食事のあと必ず母に
「おいしかった、ありがとう♪」と今でも。
母はそれをうれしそうに、私に話します。
「ありがとう」という言葉は、
相手への感謝の気持ちがなければでない言葉。
「一番の言葉」だと。

投稿: miyabi | 2006/11/10 08:21

私事で恐縮ですが、今の主人とはお見合いです。可もなく、不可もないという感じできめかねていたのですが、デートでレストランに行ったときにビールを運んできたウエートレスさんに<ありがとう>といったことが決め手になりました。結婚して16年、いろいろ不満もおおいのですが、でもやっぱりこの人と結婚してよかったと思っています。
恥ずかし~

投稿: づかちゃん | 2006/11/10 09:31

給食費云々の話 前にラジオでも聞きました。『な なんですとお!!』でしたよ。 うさぎにとってはそんな考えどっからでてくるんだろ?の世界ですよ。おかしいと思う人のほうが圧倒的に多いことをのぞみますよ。 
 まったく大人が歪んでる。 こどもより大人を教育しなおさなければ。子どもにしわ寄せいっちゃってますよね、だから履修不足とか起きちゃって迷惑かけられてるし。まったく世の大人はどーなっちゃたんでしょうね。 
うさぎも 人のふりみてわがふり直したいです。

投稿: うさぎ | 2006/11/10 10:03

星子様、久しぶりにおじゃまします。

感謝の気持ち…どんなことでも、そうやってもらえることを当然と思いだしたら、本当に心のせまい人間になってしまいますよね。

給食費の話、読んでショックでした。

子供に携わる仕事をしていたとき、お弁当を持って近くの公園にピクニックに行ったことがあります。
その時に一人の女の子がお母さんに言いました。「おいしいお弁当作ってくれてありがとう!」と。
当時彼女はわずか3才でした。
こんな小さい子でも育て方でこんなにも心豊かになるんだと感動しました。

また、私ごとですが、ホテルに泊まりに行ってチェックアウトをするとき、必ず部屋を片づけてから出ます。チェックインの時と全く同じにはできませんし、そこそこベットメイクし、浴衣・タオルはたたんでひとまとめにし、スリッパも並べて…という程度ですが。
「お金を出して泊まってやってるんだから別にいいんだ」と、使うだけ使ってぐちゃぐちゃのまま退出する人がいると聞きます。
星子さんがおっしゃってるのと同じことですよね。
部屋をきれいにしてくれる人がいるから、夜中起きて管理してくれるホテルマンがいるから、気持ちよく泊まれるんですよね。

私も自分の子供が出来たら、ありがとうが心からいつでも、すぐに出る子供に育てたいです^^

投稿: ponta | 2006/11/10 10:28

給食の話、悲しい事ですね。

私は「いただきます」は、その食べ物を料理してくれた人・食材を育ててくれた人・採って(獲って)きてくれた人・その食材を食べる為に働いてお金を出してくれた人・そして食べ物への『命』
これらに対しての感謝=いただきます
だと教えられたし、子供たちにもそう教えています。

そして食べ終わったら「ご馳走様でした」。

これらの言葉は、挨拶というより、感謝の「ありがとう」に近いですよね。


世の中生まれて、生きている事が感謝の連続なのに・・・・

子供は親の鏡。
きっと娘1ちゃんも娘2ちゃんも素直なまま成長しますよ♪

投稿: さっち | 2006/11/10 10:40

私は病院の栄養士なのですが、学校給食の話は新聞で読んでとても悲しくなりました。
食事って日々のことなのに軽く扱う人が多いんですよ・・・(ってグチっぽくてすみません)
関西の人は「ありがとう」ってすっとでますよね。
「おおきに」とか・・・母が大阪の人間なんですがふと感じます。さりげなく口にしたいですよね。
「いただきます」をあえて言わないなんて悲しいです。自然に出てくればそれでいいのにな・・・

投稿: ぽち | 2006/11/10 21:03

(『リオのカーニバル』の時に、うさぎ名でコメントしたのですが、この記事にうさぎ名でコメントされている方がいるので、らんらんとしました)

私は母親に「絶対に忘れてはいけない言葉」として、
ありがとう、ごめんなさい、おはよう、さようなら(バイバイ)、いただきます、ごちそうさまの6つを小さい頃から何度となく言われ、実践してきました。
20代になった今は、もうクセですね。言わないと逆に自分が気持ち悪いぐらいです。
特に”ありがとう”という言葉を一番使います。星子さんのおっしゃるように、限りなく使う場所がありますよね。
”ありがとう”世界中の人がこの言葉を使うようになったら、きっと素晴らしい世の中になるでしょうに…。

投稿: らんらん | 2006/11/11 14:50

皆さんコメントありがとうございます!

同じ想いの方がたくさんいらしてうれしくなりました。

カステラ評論家さん
ありがとうございます!

miyabiさん
お父様は素晴らしい!お母様は最高に幸せな妻ですね。それをうれしそうにmiyabiさんにお話しするところも素晴らしい! 羨ましいなぁ~

づかちゃんさん
それ、わかります!私も同じ経験が。そうゆうところで、その人の本質がわかりますよね。どんなに高級なレストランに連れて行ってくれても、お店の人に些細なことで文句言ったりする人には幻滅すると思います。

うさぎさん
本当にそう。今、学校や先生や教育委員会が叩かれていますけど、すべて親だと私は思います。とんでもない先生を育てたのも、その親なんだし。誰かを責める前にまず自分を振り返らなければ。

pontaさん
いっしょだぁ~! 私もホテルをチェックインする前、洗面台の髪の毛を捨てたり、浴衣を畳んだり…旅行に行っても掃除です。でもこれは「飛ぶ鳥跡を濁さず」の精神と、お掃除して下さる方への礼儀ですよね。

さっちさん
>世の中生まれて、生きている事が感謝の連続なのに・・・・
そうなのよね。世の中豊かになり過ぎて、それを当たり前と思う人が多いからなのかな。感謝して、感謝してもらえば、とても幸せなのにね。

ぽちさん
私も娘1が生まれる前日(!)まで、ダンナさんのレストランでウエイトレスさんをしていたので「ありがとう」「ご馳走様」の言葉の温かさ、うれしさを感じてきました。食べることって当たり前のことだけど、なくてはならないもの。

らんらんさん
6つの言葉…お母様は素晴らしいことを教えてくださいましたね。それが、親が子どもに伝えることの原点で、一番大切なことだと思います。

投稿: 桜木星子 | 2006/11/11 22:16

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