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2006/11/17

フェイント

先日のこと。

近所の皮膚科に行きました。


住宅街の片隅にあるものの、評判がいいのか、
いつも混雑しています。

その日も、待たされて、待たされて…
診察が終わったのは、12:30過ぎ。

お腹、空いたぁ~!
もうペコペコ。

ママチャリ、ダッシュで走らせよう。
で、帰ってから、何を食べよう?

野菜がたくさんあるから、一人鍋もいいなぁ…
いや、手っ取り早く、焼きそばにしようか…?

とにかく頭ん中は「ヒルメシ~!」でいっぱいで、
診療所を出たら……


そこで思わず……足が止まってしまいました。


診療所の入り口に横付けされていた一台のタクシー。

後部座席のドアは開いていて、
一人のおばあちゃまが、足を道路に付け、座っていました。

足を道路に付けているのに、おばあちゃまは座席から動かない…
そして、手には、杖。

立ち上がろうとしているのに立てないのかも?と思い、
声をかけました。


私 「何か、お手伝いしましょうか…?」

お 「いえいえ。連れの者が今、中におりますので大丈夫です。
   ご親切にありがとう。」

私 「それでは、さようなら…」

……と、こう書くと、
なんだか“イイ人自慢”のように思えるでしょうが、
決してそうではありません。

何しろその時の私は、「ヒルメシ~!」モードでした。
普段なら、きっと、そのおばあちゃまの様子に気づかず、
ママチャリに向かっていたことでしょう。



目が……釘付けになったのです。


釘付けの対象物は……

おばあちゃまの被っていた帽子。

薄いピンク色の、つばの大~きな帽子。
そこには、同色の造花が、いっぱい付いていたのです。

それはもう、豪華で鮮やかで上品で…

こんな帽子、宝塚の舞台上でも驚くでしょう。


もうどんなに驚いたか!

住宅街の皮膚科を「ヒルメシ~!」と思いながら、
ふ~らふらと出てきたんですから。


ここは、バッキンガム宮殿かぁ?

もしくは、アスコット競馬場?

皮膚科に来るのに、あんな帽子を被ってくるあのおばあちゃまは、
一体どこの何者だったのだろう…と、
一般ピープルの私は、一人、焼きそばを食べながら、
頭を悶々とさせるのでありました。

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コメント

わあ~~おばあちゃまのお帽子のイメージ膨らみます。
どういうお方なのでしょう?
星子さんの驚きようから、とーーても華やいで、相当インパクトのあるお帽子?
でも、おばあちゃまにお似合いで・・・・。
私も想像しながら、お昼のおうどんをすすります。

投稿: miyabi | 2006/11/18 12:23

 大屋政子さんを連想する私は…。

投稿: カステラ評論家 | 2006/11/18 20:45

miyabiさん、カステラ評論家さん、コメントありがとうございます!

それはもうびっくりでした。

おばあちゃまの雰囲気は…もちろん華やかなんだけど、コテコテしたハデさはなく、かと言って「貴婦人」風でもなく…

確かに…素敵なんだけど、あの帽子はちょっと浮いていたなぁ…

投稿: 桜木星子 | 2006/11/19 20:58

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