もう5日ほど経つというのに、口内炎はま~だまだ。
食べたり飲んだり話さなければ、痛みも感じないけど、
それらを始めると、その後しばらくズキズキ。
一番ヒドイのがお風呂上り。
さすが“炎”が付くだけのことはある!
炎症の“炎”ではなく、まるで口の中は“ほのお”よ!
口内炎を甘くみていた…
あなどるなかれ、口内炎!
さて――
夕方スーパーに行こうとしたら、家の前で遊んでいた娘たちが言いました。
娘1「Sさんが、足を怪我したみたいで、今、病院に行ったよ。」
Sさんとは…ナナメ前に住む私の叔母Sちゃん。
足の怪我?
還暦をいくつか超え、決して若くはない身。
「こりゃ一大事だ!」と、病院までママチャリ走らせたら、
待合室でSちゃんを見つける。
足首を見ると…
見たこっちまで痛くなるほど、膨れ上がっている。
私 「うわぁ~痛そう~ 捻挫?」
S 「たぶんね…」
それから私、聞きまくる。
「一人で帰れる? これからスーパーに行くけど、帰り、寄ろうか?」
「何、履いてきたの? スニーカーぁ? サンダル、持ってこようか?」
「今、何か買ってくるものない?」
「明日、買い物、行くからね。」
「洗濯物干すの、ツライでしょ? 私、やるからね。」
「ありがとう…」というSちゃんを残し、
再度スーパーまでママチャリを走らせる間、気づきました。
どうして捻挫しちゃったのかを、全く聞いていないことに。
そして主婦なんて、そんなもんなのかも。
自分が病気や怪我をした時、真っ先に気になるのは、
その容態ではなく、今後のこと。
「アレをしなきゃいけないけど、できるかしら? どうしよう……」
自分がそうだから、同じくそう聞いてしまったのでしょう。
余談ですが……
こういうの、腹が立ちますねぇ~
どういう状況で怪我をしたかと聞かれ、それに素直に答えると…
「ちゃんと周りを見ていないからだよ~」とか、
「いつか、やると思っていたんだよね…」なんていう返事。
娘たちによ~く言われます。
「ママってほんと、ドジだよねぇ~」
優しさや思いやりが微塵もないのよねぇ。
だいたいさぁ。
怪我した本人は痛いわけよ。
で、「しばらく皆に迷惑かけるだろうな…」と凹んでいるわけ。
そして、「アタシって……バカ…」と落ち込んでいるわけ。
そこにだ。
「自業自得!」的な言葉を返されると、
口内炎を爪楊枝で突付くぐらいの痛みが生じるわけよ。
カラダにもココロにも。
結局Sちゃんは捻挫どころではなく、骨にヒビが入っていました。
こりゃ当分ツライでしょう。
で……
ナニをどーしてSちゃんは怪我をしたのか…
いまだに知りません。
話したくなれば、話すでしょうから。