昨日は娘1の、小学校最後の参観日。
仕事を休んで行ってきました。
それは国語の授業で、これまでの12年間で心に残ったことを作文に書き、発表するというものでした。
転校する時、駅まで見送りに来てくれた友達の話……
転任してゆく先生のお別れ会で、先生が流した涙……
病気で入院したとき、優しく接してくれた看護士さんの話……
大好きだったおじいちゃんとの別れ……
どれもが、心がほんわかする、うるうるしてきそうな、それぞれのいい話。
さて、娘1は……
娘1「お父さんとお母さんの初めての喧嘩!」。
………ケ、喧嘩ぁ…?
内容は、こんな感じでした……
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低学年の頃の大晦日、私は中耳炎になりました。
その時、お父さんとお母さんが「耳を温めるか?冷やすか?」で喧嘩を始めました。
お父さんとお母さんが喧嘩をしたのは、それが最初で最後です。
お父さんとお母さんが怒鳴りあうのを聞いているうちに、痛い耳が、さらに痛くなりました。
でも、私のために喧嘩をしているのだとわかり、
私を心配してくれているお父さんとお母さんに感謝しています。
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途中、他のお母さん方からクスクスと笑い声。
担任の先生も、私を横目でニヤニヤ。
私も「そ、そうきたかぁ~」と苦笑い。
どうやら娘1は先生に、
「これを発表しても構わないのか? 後でお母さんに叱られないか?」とまで聞かれたそうです。
こんなことで叱りませんよ。
この日の出来事は、書いておりましたわ。
私もしっかりと覚えています。
でも「耳を温めるか?冷やすか?」でダンナさんと喧嘩をしたことまでは覚えていませんでした。
言わせてもらうなら、それは喧嘩ではなく、意見の言い合いですけど。
痛がる娘を見て、こっちも緊迫状態になっていたのでしょうね。
で、娘1さんは「それが最初で最後です。」と思っていますが、
そんなわけ……ありません…
ちょっとした口喧嘩も、娘たちの前ではしないというポリシーなだけでして…
それにしても……
12年間の一番の心に残ったことが、中耳炎~両親の喧嘩とは。
彼女らしい。
で……
中耳炎の時、温めればいいのか、冷やせばいいのか、いまだに知らないのですが。
どっち?