木下サーカス
今日は成人式なのですね。
いまだに「成人式は1月15日」と思ってしまいます。
そして今でも「私の成人式の日は、バレエ教室で振り固めをしていたなぁ…」と思い出します。
そして毎年、晴れ着姿のお嬢さんを見て思います。
帯揚げは帯の中へ入れろ~!
帯締めも垂らすなぁ~!
襟、抜きすぎぃ~!
ピアス、取れぇ~!
妙なネイル、やめんかぃ~!
……い、いえ、どうぞお好きに。
さて――
娘2の水疱瘡はすっかり治り、お医者様からも外出許可が出ているので、女の子3名で木下サーカスに行ってきました。
私にとっては子供の頃に見て、現役時代、宝塚ファミリーランドで見て、東京に住んでいた頃に見て、そして今日が4度目。
娘たちは、ボリショイサーカスは見ましたが、木下サーカスは初めて。
満員で入場できない場合もあると聞いていたので、開演の1時間半前に到着。寒い中、並びました…
そこにクラウンが出てきて、ボールを使った芸を見せてくれました。こうした心遣いがうれしいです。
やっとチケット窓口に到達すると、マスクで口元を隠しているものの派手なメークのお姉さんがチケットを売っていらっしゃいます。
会場内でも、自分の出番が終ると黒衣に着替えたアーティストの方々が、セットの出し入れをしたり、プログラムを売ったり、観客を席へ案内したり。
偉いなぁ……。
こうした頑張りが、100年を超える歴史を作ったのでしょう。
大きな円の中をバイクで回るのや、「葛の葉子別れ」を題材にしたアクロバットなど、木下サーカスの十八番も健在。
かつ、スピード感溢れるプログラムがたくさんでとっても楽しみました。
クールな娘1は、冷静に楽しんでいましたが、口をぽか~んと開けっ放しの娘2と私は「おぉ~!」という声が途切れなくて…。自分たちの声に笑ってしまいました。
猛獣もね、ライオン6頭と虎4頭の10頭も。みんな可愛いがデカイ!
象もシマウマもキリンもいる。
私 「あの子たちの食費、ものすごくかかるだろうねぇ…」
と…“これだから主婦の考えることって嫌ねぇ~”的な質問をしたら…
娘1「毎日ね……観客が……一人ずつ減るんだよ……」
恐っ…
木下サーカスを公演しているのは、伏見桃山城運動公園という場所。
数年前までここには、伏見桃山城キャッスルランドという遊園地やプールがありました。
娘たちも遊びに連れてきたけれど、まだ小さくて乗り物にはあまり乗れなかったっけ。
こちらは100周年には到底及ばず残念ながらなくなってしまいましたが、模擬天守だけはそのままに。
和央ようかさん主演『茶々 天涯の貴妃』の撮影をしたのはここでしたっけ。
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コメント
懐かしい!!
写真をありがとう。
よく遊びに行きましたよ。
プールも行ったし。
裏の金網が破れてて、
そこからこっそり入ってました。
もう、今は行く必然がなくなりいました。
実家が大津に引っ越してしまったので。
また行きたいですね。
御稜さんも(明治天皇稜です)
木下サーカスは広島にも来ましたよ。
家族で見に行きました。
球状檻の中でバイクが走る芸は、昔は2台同時に走ってましたが、今回はバイク1台でした。事故でも有ったのかな?
大きな筒の付いたシーソーのようなものをグルグル回して、その上を上手に渡り走っていくのがすごかったですね。
ああ、懐かしい気分に浸れました。
星子さんありがとう。
投稿: カーコ | 2010/01/11 23:48
星子さんと一緒に色んな経験されておられるお子さん達幸せですね。
昨年、私が働かせて頂いた現場では、あまりに家庭環境が難しすぎて、だから学校で仕方ないのも、わかるなあというお子さん達に出会いました。そんな中で自然の中へ遠足に行った時、どの子もきらきらとしたことが一番うれしかったです。山と海と水族館です。
私も小さいころ、お母さんにサーカスに連れていってもらいました。スケートも登山も、宝塚歌劇も。お母さんありがとうと今、再認識しています。
木下サーカスではありませんが、栗原徹さんという実在したピエロさんを題材にした、さだまさし主演の「翔べ イカロスの翼」は、私の青春のバイブル映画です。映画が再上映されない事が残念です。
投稿: コロッケパン | 2010/01/12 06:51
昨日は成人式だったのですね。私もどうしても成人式は1月15日と言う感覚があるので・・・。家の娘も2年後には成人式ですが・・・その前に今年は3月から高3、大学受験が始まります。ついこの間高校受験だったのに・・・3年間はアッという間ですね。10日にはお姑さんとひとみ(娘)と義姉の3人で日帰りで京都に行って来ました。伏見神社など混んでてお参り途中で喧嘩してる人がいて、「ママ関西弁での喧嘩怖いよ!!」と言ってました。お土産に京都の抹茶カプリコや生八橋のチョコレートなど買ってきてくれました。ひとみは初京都で舞子さんに会えたり、京料理のお弁当が美味しかったと言ってました。
投稿: mayu | 2010/01/12 23:52
今回の木下大サーカス、地元開催なので、子供たちは2回、私は1回行きました。
4年前に梅小路公園で興業していた時にも娘たちと行ったので、私は2回目、長女は更に親戚とも行っているので4回目、次女は3回目。
何度見ても、「おお~!」の声をあげてます(笑)
本当に伝統芸からアクロバティックな技から、猛獣ショーにアクロバティックバイク、そして空中ブランコと、次々と楽しませてくれるので童心に帰ってしまいます
今回、サーカスの団員さんのお子さんが数名、娘の学校に転入されているのですが、日本人とロシア人といて、改めて「旅芸人なんだ」と実感。3か月ほどここにいたら、今度は春から名古屋に行くのだとか…
テント横のたくさんの簡易宿舎を見ても、「大変だなあ…」と思わずにはいられません。
投稿: M&A母 | 2010/01/13 02:17
皆さんコメントありがとうございました!
カーコさん
懐かしいでしょ~?丹波橋まで歩きました。意外に近くてびっくりしました。バイクは3台でしたよ。凄かった!
コロッケパンさん
「翔べ イカロスの翼」覚えています!主題歌も。さださんだから、これまたいいんですよね~レンタルDVDとかあるのかな…
mayuさん
伏見神社とは伏見稲荷神社のことかしら?私は1日に行きました。歩けない!人、人、人!関西弁のケンカは確かに凄みがあるかも?
M&A母さん
そうでした!地元ですね!私も以前、知人の保育園の先生が「団員のお子さんを預かっていて…」と聞き、親も子供も大変だなぁ~と。コンテナでの生活も。でも、日本中にお友達増えますよね。仲良くしてあげてね。
投稿: 桜木星子 | 2010/01/13 20:11