竹久夢二展
百貨店でやっていた「竹久夢二展」に行ってきました。
竹久夢二を初めて知ったのは子供の頃。
母が古本屋で買ってきた大正だか昭和初期の頃の雑誌の挿絵でした。
こんなに可愛らしく女性を描くのは、きっと素敵な女性なんだろうなぁ…と思いましたが、後日、夢二は男性だと知り驚いたのを覚えています。
でも、男性だから、あんなに可愛らしく女性を描けたのでしょう。
私が特に好きなのは「黒船屋」「星まつ里」「大徳寺」。
「黒船屋」はありませんでした。残念。
でも、「星まつ里」と「大徳寺」が見られて感無量。
じっくりゆっくり眺めました。
大正浪漫や昭和モダンの時代。
西洋の影響を受けたあの時代でさえ、少し垂れ目で、下まつげまで付けていそうな大きな目は、きっと斬新だったのではないかしら?
半襟や手拭いのデザインもたくさん展示してありましたが、イチゴやきのこを半襟の柄にするなんて、誰も思いつかなかったでしょうね。
思えば、昨今流行りの和柄と呼ばれるもののルーツは、夢二だったのかもしれません。
複製画が欲しかったけれど、マグカップで我慢!
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