真央ちゃんに感動
今日のお店。
13:00過ぎには、驚くほどの淋し~い店内。
そりゃそうよね。外食なんてしてらんないわよね。
会社or家でテレビを見ながら食事よね。
厨房の私も、何をしていてもそわそわ。
「トリプルアクセル……トリプルフリップ……ダブルトウループ……」なんてつぶやいちゃう…
もう我慢がならずダンナさんに「ワンセグで見てもいいでしょーか!」とお許しをいただき付けたら、キム・ヨナ選手の終りかけ。
そして真央ちゃん…
見ず知らずのオバチャンでさえこんなにドキドキ。
「頑張れ…」という思いと、わかりっこないけれど真央ちゃんの気持ちを思うと、涙が溢れてきちゃってまともに見れない…
結果、真央ちゃんがいつも口にする「ノー・ミス」は果たせなかったけれど、素晴らしかった!
そしてインタビューでの「本当に長かったというか、あっという間でした」という言葉の重み、その後、耐え切れなくて泣き出しちゃった真央ちゃんに、また涙。
悔しかったんだろうね……
19歳の少女に、たくさんのことを教えてもらいました。
もちろん、すべての選手に。
事実は小説よりドラマチック。
みんな素晴らしい。
だけど……とある国の某都知事さんとやらはこんなことをおっしゃったそうな。
「銅メダルを取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ」。
金でなきゃ認めない…ってことなのでしょうね…。
(メダルを取った真央ちゃんに対しコメントは?)「ない。残念だから」
史上初のトリプルアクセルの成功が「残念」?
この某都知事さん、考えられない高額な血税を使ってオリンピック招致に躍起になったけれど、オリンピックに対する純粋な思いなんてないでしょうね。
そんな都市が開催地に選ばれなくて、本当によかったわね。
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コメント
真央ちゃんは素晴らしかったよ。
目標としたトリプルアクセルをSP含めて3回も成功させて、すごい19歳ですよ。
19歳で、あのしっかり受け答え。いい子だね。
でも、トリプルアクセル・ダブルのコンビネーションよりトリプル・トリプルのほうが配点がいいのが解せない。
それと、選曲がいただけない気がする。
真央ちゃんの素直な、かわいい、純粋な面を引き出せるような、溌剌とした明るい元気な曲にすればよかったのに。
暗くて演技力のいるような曲はもっと年取ってからでいいのにね。
結果が残念なんていうのは、身勝手な視聴者の言い分。
勝手に金を期待して、その期待が外れたからでしょ。そんなことで評価しちゃだめよ。
だから、残念っていう言葉は本人の気持ちとしてしか使っちゃいけないと思う。
日本の代表、金メダル、税金で行かしてやってる、なんてことを大きな顔でぬかすやつらのほうが馬鹿だと思うね。
(すみません、言葉が汚くて)
広島もオリンピック招致をしようとしたけれど、それは世界に注目されて、
大勢の関係者、観客が訪れて、核兵器廃絶を訴えるいい機会にはなると思うけど、
関心の的が別の所にあるから、広島に来ただけって人のほうが多くなるんじゃないかな。そんなことに大金使わなくていいように思う。
世界平和、核廃絶はまず、核保有国の首脳を招待することから始めるべきと思うんだけどねぇ。
さっさと廃棄すりゃいいのに。
投稿: カーコ | 2010/02/28 09:37
カーコさんコメントありがとうございました!
真央ちゃんは凄かった!高橋選手もミキティもみんなみんな。
私も、選曲が…と思いました。まだ彼女には可愛らしさや明るさを前面に出したほうが似合う年齢かと。同じ19歳でもキム・ヨナとは雰囲気が違うから。
核廃絶を五輪を使って訴えるのには賛成できません。本当は、核廃絶があった上での「世界のスポーツの祭典」なんですけれどね。
投稿: 桜木星子 | 2010/03/01 17:03
星子さん、こんばんは。
ついに、バンクーバー終りましたね~。
今回は、いろいろと考えさせられることがありました。
「ニッポン、がんばれ」「金メダルを!」という期待と実際の世界のレベルのギャップ。
オリンピックは選手やチーム同士が互いに競いあう祭典であって、国家間の競いあいではない、という原点をもう一度思い出して、一人ひとりの選手の真剣な挑戦をみると、もう自然に頭が下がってしまう思いでした。
それと、それぞれの選手の精神的な強さにも打たれました。
真央ちゃんがトリプルアクセルを女子で初めて国際大会で成功させたことの強さ、ロシェット選手が直前にお母さんをなくしながらも自身の最高の演技を披露する強さ、最大のひのき舞台で最高の演技をやってのけるキム・ヨナ選手の強さ、摂食障害をのりこえて憧れの舞台に上ってきた鈴木明子選手の強さ、失敗を怖れず4回転ジャンプに挑み、失敗しても芸術性溢れるすべりをやってのけた高橋選手の強さ、靴紐がきれて演技が中断しても、リンクに戻って最後まで思いをこめてすべりきった織田選手の強さ・・・・・などなど、書いていたらきりがありません。
そして、相手の選手を認め合う、同じ種目の選手同士の交わりにも心が引かれます。ある新聞の1面トップにはキム・ヨナ選手が表彰台に上がる前に浅田選手とハグしている写真が載っていて、「ああ、これえこそオリンピック!」と思いました。
観光客誘致とか国家の威信をかける、なんていう目的をふりかざすのでなく、選手が気持ちよくプレイできる環境をしっかり整え、火花散る競い合いの結果うまれる国際交流を喜ぶ、ということが平和の祭典としてのオリンピックのよさではないかと思います。
そんなことを考えたオリンピックでした。
悔しさをのりこえた真央ちゃんの笑顔にホッとしました。
投稿: そるーなつめ | 2010/03/01 21:14
そるーなつめさん、コメントありがとうございました!ごめんない!今頃気づきました。
本当に、純粋な感動がたくさんありました。私たちはそれが見たかったのだと。
だからこそ、別の目的のためにオリンピックの名と場を借りようとするのが気に入らないですね。
投稿: 桜木星子 | 2010/03/07 12:10