選挙で感じたあれこれ
昨日、選挙の投票所のお手伝いをした際のお話。
13.5時間(2回の食事タイム約1時間を含む)もパイプ椅子に座っています。
1番恐れていたのは睡魔。
ところが始終手を動かしていたせいか、ぼぉ~っとする間もありませんでした。
皆さん、すぐご近所の方ばかりの、何千人という方にお会いしたわけです。
ママさん友達には「何してんの~?」と笑われました。
「比例代表って政党書けばいいの?」と何回か聞かれ、「政党もしくは……」と何度も説明しました。
「老眼鏡、忘れちゃって…」というご老人が何名もいらっしゃいました。
大雨だというのに、車椅子の方、目の不自由な方、酸素を付けていらっしゃる方も見えました。
きれいなスーツに長い髪。だけど「男」の方が2名もいらっしゃいました。
紫色のどこかで見たトートバックを持っていらっしゃる方がいて、よ~く見ると「TAKARAZUKA」の文字。キャトルのだぁ!
声をかけたくなりました。
私が区役所の人間ではなく、地域の者だということをご存知なのでしょう。
「ありがとう」「お世話様」「ご苦労様」などと言って下さるのはほとんどが年配の方でした。
私の担当は、比例代表の投票用紙を手渡す作業。
当たり前ですが、投票用紙の数と選挙人の数が合っていなければなりません。
100枚ごと束になっている投票用紙を10枚ずつに分け、その10枚をテーブルの上に並べ、1枚ずつ手渡す…
どーってことない作業ですが、どんどん人がやってきますから、1人だとかなり忙しい。
まるでトランプでもしているように、投票用紙をさばいていました。
これが投票用紙じゃなくてお札ならねぇ…
でも、同じほどの価値、いやそれ以上の価値が、この1枚にこめられているのだと思い、1枚ずつ両手で手渡しました。
この投票用紙、すごいのです。
近くに扇風機が回っているのに、飛ばないの。
1枚ずつ、きれいに数えられるの。
お金、かかってます。
あるお婆さんが「何度選挙やってもな~んも変わらない! 紙代が勿体無い!」とブツクサ言いながら投票用紙を書き、投票箱をポンと叩いて帰って行きました。
そう思うのも当然ですね。
紙代はじめ、選挙にかかる費用のなんと勿体無いこと。
お手伝いの者には、昼と夜の2回のお弁当、珈琲やお茶、ちょっとしたおやつ、そして民間事務従事者委託料なる日当が出ました。
13.5時間プラス後片付けなどの拘束時間に責任のある作業をしたのですから、妥当なものだと思っています。
役所の方々にも、休日出勤手当てが出ているでしょうね。
昨日1日だけでも、どれだけの税金が使われたことか。
昨日のように任期切れでの選挙ならわかりますが、議員の不祥事などで内閣不信任案が可決されての解散総選挙なんて、本当に馬鹿らしいわ。
原因作った当人に選挙資金払ってもらうのはどーかしら…?
その前に、税金つぎ込んで選ばれた人たち、しっかり仕事して下さい。
♥“宝塚×MAG”
7月12日(月)アップ
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コメント
今回の選挙の、お手伝いお疲れさまでした。約13時間のおつとめ大変でしたね。でも、いろいろ人間観察できておもしろかったかもしれませんね。
星子さまの行かれた投票所は冷房はきいてましたか?うちの方は、冷房が無い所が多く暑さ対策大変だろうなぁと思います。
星子さまが言われるとうり、任期切れでの選挙はやるべきですが、その他の事情での選挙は税金の無駄なのでやってほしくは無いですね。
ところで、昨日、宝塚を受けた姪っ子のお母さんから、御中元のお礼の電話がありました。
どうも姪っ子は、来年宝塚の試験を受ける気配は無さそうです。今の高校生活を満喫してるようで、どうしても行きたいという野心は薄いようです。
宝塚に受かったら入学式の時、校門で、姪っ子が、宝塚の羽織はかまで、一緒に記念撮影する事が夢なんですけどね。
この3年間で、やる気を起こしてくれる事を願ってます。
投稿: エリーチェンジ | 2010/07/13 10:15
エリーチェンジさんコメントありがとうございました。
公立小学校の体育館なので冷房はありません。でもそんなに暑くはありませんでしたよ。
姪御さん、どうしても行きたいというお気持ちがなければ、仕方ないですね。高校生活が楽しいのならそれでよし。
投稿: 桜木星子 | 2010/07/13 23:45